筆者 プロフィール

CAMP-O(キャンプ沖縄事業協同組合)組合員
池原 亜澄(イケハラアズミ)


キャンプインストラクター/沖縄県キャンプ協会理事/キャンプ沖縄事業協同組合組合員/森の案内人/森林セラピーガイド/ガーデンセラピーコーディネーター/LNTトレーナー/広告デザイナー

広告デザイン会社、ブライダル会社企画広報、PCスクール講師、フラワーショップにてフローリスト&ガーデンスタイリストを経てキャンプインストラクターに。

現在は主に、国頭村森林公園キャンプ場管理スタッフとしてキャンプのサポートや森の案内人をしています。

日々の小さな感動や発見を自然やキャンプを通してお伝えすることを喜びとしています。

幼い頃から
外活でリフレッシュしていた私

皆さんは、仕事で根詰めてしまったり、人間関係で悩んだり等、強いストレスを感じたらどのように発散していますか?

今の私は、生活習慣を少しだけ変化させ、毎日少しずつ庭の手入れをするのがちょっとした癒しになっています。

ですが、それまでは、休日の度に外へ繰り出していました。

最近はやんばるの森が仕事のフィールドとなり、癒しのフィールドとなっています。

幼い頃から外活が好きな私にとって、海水浴をしたり、砂浜で昼寝をしたり、登山をしたり、キャンプをしたりすることは一番の遊びで、ストレス発散でした。

時には友人を招いてテラス飲みなんかしたりもしましたが、気が向けば祖父母の畑を手伝ったり、趣味のフラワースクールへ通ったりしていました。

若かかったし体力もあったのでしょう。休日に家に居ることはほとんどありませんでした。



自然から離れていくにつれ、
どんどん不安定に…

しかし、いよいよ忙しくなってくると休日返上で仕事をしたり、睡眠時間が削られたりで外へ出かける時間的な余裕も無くなっていました。

それが長らく続くと心身に支障をきたすようになって、出かけるのも億劫になり、朝も起きれなくなり、やる気がどんどん低下していきました。

それでも、出勤しながら通り過ぎる外の景色や日の光を感じると、恋しくなりました。

大好きなお花のお仕事をしていたのですが、任せられる仕事も増えてデスクワークや接客応対も多く、花や植物に触れられる機会も少なくなってきました。

また、植物の傷みにも気づけない、気づいていても手入れが追いつかなかったりと自己嫌悪に陥っていました。

そんな中でも花や植物に触れると気持ちが軽やかになることに気づきました。

でも、気持ちは一時的に軽くなってもカラダの不調が続き、何処の病院に行っても根本的な原因や治療に至らず、日々不安の中に居ました。

キャンプに出かけ
改めて気づいた自然の力

花や植物に触れていたくて始めた趣味や仕事だったのに、根詰め過ぎて自然欠乏症に陥入り、自律神経失調症のような症状が続いたのです。

そうなってみて改めて自然の恩恵を大いに授かっていたことに気付かされました。

自然の中で過ごしたり花や土に触れたりすることが心の拠り所になっていて、それが無ければ生きていけないのだと気付かされました。

ある時、重だるい身体を奮い立たせて、気分転換をしたくて友人と久しぶりにキャンプへ出掛けてみました。

人や社会の変化は目まぐるしく追いつけなかったり時々傷ついたりもしますが、自然は移ろいながらも確固たる存在感です。いつでもそこに存在して不動なもので、正直で、安心感を覚えるのです。

デジタル的で変化の無い規則的な日常では感性がマンネリを起こしてしまうのでしょう。

キャンプを終えてみると不思議なことに、日々の疲れで体のだるさはあるのですが、頭はスッキリしているのです。

体の方もなんだか心地よい疲れに感じてくるのです。

五感を楽しむことができる
最高のリラクゼーション

森の中に身を置くことで木々の存在を感じ、姿は無き動物の蠢きと鳥や虫の音を感じる.......

夜空を見上げながら地元で採れた農作物や名産物に舌鼓を打ち友人と語らう.......

漆黒の闇は怖いくらいで、朝は鳥の囀りと自然光と共に目覚める.......

キャンプは、五感が研ぎ澄まされるこのうえないリラクゼーションと言えます。

幼い頃家族でキャンプした思い出は大人になった今ではかけがえのないものとなり、思い出すと暖かい気持ちになります。

普段と違うアイディアが生まれたり、モノの見方が変わったりすることを知らない間に体験していたのです。

こうして五感が開放され、安らいだ自然な気持ちで生活できることこそ人生の豊かさに繋がるのでは無いかと考えています。

様々な経験や繋がりを
得ることできるのも魅力です

自然の中での過ごし方は様々ですが、この記事では「キャンプ」の視点で五感を刺激することを推奨してみたいと思います。

キャンプは自然環境のもとで、必要最小限の装備で生活したり宿泊したり活動したりすることです。

私がキャンプに行く理由は、普段聞こえてくる生活音が全くなく、そこにある自然との一体感を感じられるから。

自分も自然の一部なんだと立ち返ることができるから。

そんな開放的な気持ちで気を許せる仲間と一緒に過ごせることこそ最高の時間で、また明日も頑張ろうというチカラが漲ってくるのです。

また、キャンプは老若男女が意義ある時間を過ごすことができます。

普段と違うキャンプ生活では何かにチャレンジしたり、助け合わなといけない場面などがあります。

いつもは見ることができない仲間の姿に気づいたり、自尊感・達成感・自己効力感を育むことができます。

自分と異なる意見の人々と行動することでコミュニケーション能力も向上したりしますし、環境意識が高まり、自然や生物を守りたい気持ちが生まれます。

日常生活で減少しがちなこれらの体験がキャンプでは得られるのです。

キャンプや自然を楽しむ
お手伝いをしています

キャンプは、一生忘れられない経験、人生を送る中で自分を支えてくれるような知識・技術・精神力の向上に繋がると確信しています。

ダイナミックな自然の場に身を置くことは日常では出逢えない五感を揺さぶる要素がたくさんあります。

欲張りな私は、その非日常を日常で少しずつでも感じていたいと思っているので、次の記事ではそのヒントをお伝えしていきたいと思います。

なぜ五感を刺激すると良いのか、人と自然の関係について触れていきたいと思います。

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国頭村森林公園は、皆さまと共に過ごすやんばる時間を森のチカラを借りて提供しています。

キャンプインストラクターのスタッフが皆様のキャンプライフをサポート致します!

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~人と森の未来を育む~
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沖縄県国頭村字辺土名1094-1
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