どんどん出てくるハギレをオシャレに活かそう！

ミッション発生！

私の店でのお話し。

服バッグ雑貨。布で作れるものならほとんどが作れる、ソーイングクラスのある生地店。

一から作るのだから形やサイズにこだわる方も多く、お客様と一緒になっ て、完成度が上がるよう、もちろん気分も上がるよう、作るものに適した生地選び をします。

皆さん楽しみながら作られ、続々と素敵なものが完成しますが。。

そこでひとつのミッション発生。

―たまるたまるハギレ問題ー

モリモリたまるハギレの行方、、

柄や素材が好みで購入した生地の端っこは、手放すのが惜しくなるほど可愛いすぎ るのです。

モリモリたまるハギレたち・・

『ハギレもったいなくて捨てきれない~』 『ハギレ使って何か作りたいな』 『どうやって減らす?』笑 『活用方法教えて!』

店ではよくある会話で、ソーイングされている方のあるあるです。

話しをしながらいつも思うのですが、もったいないは大事にしてるってこと。

大きな役目は果たしたものの、残った生地で使えるものをまた作りたい。

改めて、皆さんのモノを大切にする心に気づかされます。

使い方によっては色々と楽しめる

ハギレの活用方法は色々とあって、次作る物の一部分に使ったり、相性の良い生地 をはぎ合わせ1枚の布にして服やエプロン、バッグを作ったり、

必要なサイズの布 の形にもどせば色々と楽しめます。

ですが、必要なのは組み合わせのセンス! これが完成の良し悪しを分けます。

これまでたくさんの布とできたカタチを見てきた私たちは、素材がどういうデザイ ンに適し、相性良くお客様好みになるか組み合わせができます。

それが結構悩むので、選んでいる時点で作業の熱が冷めてしまい結局進まないとい う事が多いようです。

もちろんアドバイスをしながら生地を組み合わせ、カタチにする事も多いのです が、

それ以外におすすめしているのが、余った生地を3センチほどに細くカットし 緯(ヨコ)糸として使い織る『裂き織り』。

どんな生地も再利用できる裂き織り

よく服を作る方はご存知かと思いますが、服を作ると用尺も要るので生地の幅から 余りが出る事も多く、細長いハギレがたまっていきます。

それを更に細長くカットして使う裂き織りは、気になるハギレの片付け、活用に もってこいなのです。

何よりもおすすめなのが、生地であれば何でもOKなところ。

まだ使えるのに、クローゼットの整理でサヨナラするには気が引ける服やタオル、カーテンなど。

それらも同じように細くカットして裂き織りに使用できる のです。

愛着のある生地同士が新たな彩りを！

織った裂き織りは端の始末をし、玄関やキッチンマット、ソファー、ベッド横の足 元マットなど、インテリア品に最適で、

色々な素材の生地が織り込まれているた め、踏み心地が良くしっかりとしています。

また嬉しいのが、好みの生地や服のハギレなので、愛着が湧きお好きな雰囲気に仕 上がる事が多いのです。

たくさんハギレも使うことで、悩みもクリアになり達成感は2倍!! 気軽にトライしていただける織物としてもおすすめです。

裂き織りワークショップも開催しています。

余すことなく使え、必要ではなくなったものを次に必要なカタチに変えて楽しむ。

モノを大切にする気持ちが、リサイクル・リユースの努力になり、丁寧なくらしに 繋がる気がします。

日々の仕事の中で生まれた重要なミッション。

これからは販売や作るだけではなく、次の楽しみ方それ以外の使い方もミッション をクリアしながら、もっとお伝えしていきたいなと思っています。

当店では生地店でのソーイングクラス以外に、隣の織物工房で機織り教室も開催し ています。そこで \裂き織りワークショップ/ も開催!

これからの季節は、肌触りの良いガーゼ素材のハギレを使って、通気良くふんわり仕上げるのもおすすめです。今使える 季節感ある機織りをお楽しみください。

織りたい長さによって、1日から~1週間でご予約が可能です。 お気軽にお問い合わせくださいね。