筆者 プロフィール

歩歩塾
新垣 きょうこ


たくさんの自分を知る。

それが豊かな生活とこれからの教育の根っこになります。

私が自宅の一室で塾を始めたのは3年前。

近所の子どもたちの力になれないかなぁ・・・

そんな風が吹いたら飛んでいきそうな軽い気持ちでした。

仲良しのお母さんに話してみると、お子さんを預けてくれて、

そこから一人二人と子どもたちが集まってきました。

子どもたちの会話は、生の声です。
ここが教育の問題だな、というさしかかりを察知できます。

共通して必ず耳に入ってくるのが、「宿題嫌だー」。これは学年問わずです。

でも、宿題が嫌な理由は一人一人違います。そこを掬い取ることが私の役割だと思っています。

ただ単にわからないから嫌の子

友人関係がうまくいかず宿題どころではない子

担任の先生に対する反発、反抗心などなど

たかが宿題されど宿題。

宿題との向き合い方には、その子の個性が散りばめられています。そこにアプローチしながら、まずは本人の気持ちを整えることが優先です。

一律に授業は行われ、点数で評価され、納得がいかないことも。

表現できないまま感情を埋めていく日常で、得意なことを聞かれても、わからない子がいっぱいです。

もしかしたら、大人もそうかもしれません。

大人も子どもも好きなこと、得意なことが楽しめる雰囲気の場が広がるといいですよね。

そんなコミュニティーを目指して、今は、「嫌だけど勉強する」という子どもたちの力になれるよう日々精進しています。

宿題くらいは一律じゃなくても、、、と思っているのですがね。

現場で働いていた時のことを思い出すと、集団と一律はセットで安定の風潮があります。

効率的な時代もあったから、出来上がったシステムだとは思いますが。

これからは、「オーダーメイド」がより豊かな生き方になりそう、、、というイメージを持って、子どもたちには一人一人異なる課題を渡しています。

こどもの歩幅に合わせて一歩一歩。それが私の歩歩塾です。

歩歩塾の夏のイベント

夏休みの問題集

今でも継承され配布されています。

歩歩塾近隣の小学校も

60ページの問題集を出す学校から、その半分まで。

また、学年によっても

厚みのちがう問題集が配布されました。

7月中に終えたら何かあげる

歩歩塾で夏のイベントにしました。

次々と脱落しましたが

残っている子に変化があらわれました。

親御さんからのメッセージでわかったことです。

休んでいいよ。の母の言葉に対し、、

今日だけ休んでもいいんじゃない?

ダラダラしている我が子に日頃の

がんばる姿をねぎらうかのような

お母さんの言葉かけ。

小5男児は

いや、いく。

そんな背景を知らずに、私もいつも通り

いっしょになって問題集制覇へ向けてフォロー。

そして、一日のノルマを達成して男児は帰宅しました。

お母さんは、子どもが元気に帰ってきたことを喜び

本人がいちばんうれしそう!

と報告があった。なんとも心があたたまる物語。

表には見えない物語を見守る

人はみんな

表にあらわれているのはほんの

カケラ。

他者にはみえないストーリーに包まれている

そのカケラを見守る存在がある。

こうしたら?

ああしたら?

なんて野暮なことをいわず

滲み出た弱さに寄り添って。

やすめば?

自分に寄り添って渡された言葉。

いや行く

自分の弱さをかかえて動きだした男児。

こども、おとな、おとこ、おんな

境界線を消して

弱さをむき出しにして

そこから出発できる

そんな場が求められている。

あなたの周りの物語は何ですか。

塾の親子の物語。

わたしの本棚には

日々あたらしい物語がならんでいく。

ちなみにこの男児の「何か」は

駄菓子だった。

はじめはガンダムのプラモデルだった。

スマホという子もいた

いくらまで?と制限から確認する子もいた。

みんなおもしろい。

毎日おもしろい。

あーおもしろい。

面白いを提供してくれてありがとう!

転がるかけらに気づける感性。秋冬は、磨ける時期ではないでしょうか。

自分を知り、
その価値の輪を広げる。

この記事を提供した歩歩塾の新垣きょうこさんのインスタグラムもご覧ください。

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