筆者プロフィール

国際中医薬膳師、看護師
新里 英子

薬膳教室を運営
母から米糀で調味料を作っています

薬膳香英としてオリジナル調味料の販売

香英の「香」は、4人娘の共通の1文字。
長男含むと5人の子供
夕食は、居酒屋状態な毎日。
健やかさと美味しいをお届けしたいです。

身体に優しく美味しい調味料とは

毎日のお料理、どうされてますか?

「身体に良いもの」「栄養バランスはどうかな」「メニューの偏りは無いかな」気配りは絶えません。

それは、ともに食事をいただく人を思う気持ちから。

料理の調味料は食材を彩り、その香りや味わいは食材の良さを引き出してくれます。…が

調味料を選ぶとき、後ろのラベルに記載されている聞き馴染みのないカタカナの列記が気になりませんか?

保存料 着色料 人工甘味料…

身体に優しい食事をと考えるとき、化学調味料の影響が気になります。

どのように選べば、身体に優しく美味しくいただけるのでしょう?

その答えを、日本の昔ながらの基本の調味料に立ち返り求めてみました。

「温故知新」の言葉通り、身近であるが故に意識せずほぼ毎日使っている味噌や醤油の素になるもの…それが麹です。

麹は酵素の宝庫

数年前の塩麹ブームは麹のよさを大きく広め、麹の使いかたは日々進化し身近になってきました。

麹は米や豆や麦などにまぶされ、米 豆 麦を柔らかなマユの状態で包み込むように発酵することで栄養成分を増した米麹・豆麹・麦麹として活用されることがほとんどです。

その状態は酵素の宝庫。

その中でも最も身近な米麹には、デンプンを分解してブドウ糖に変えるアミラーゼや、魚肉などのタンパク質を分解するプロテアーゼをはじめとして30種類以上の酵素が含まれます。

米麹から塩麹や醤油糀を作り使用する利点は酵素にあるのです。

体内の酵素は年齢と共に減少していく

酵素はわたしたちの体内にも存在していて、栄養分を分解、運搬、合成、排出など重要な働きをします。せっかく補った栄養をしっかり代謝吸収するのに欠かせないものが酵素なのです。

しかし酵素は年齢とともに減っていくものであり、現代の豊かになった食生活においてさらに消耗は激しいものです。

体内における酵素の役割は消化と代謝の2つになります。

豊かすぎる食生活は消化を、添加物の多い食生活は代謝を必要とし酵素は消耗されていきます。

米麹調味料を利用することは、料理の課程でプロテアーゼがタンパク質を柔らかく分解してくれることで消化を助け分解される事で食材のうまみも引き出すことができます。

また化学物質を含まない調味料を日々使い続けることは、科学物質の代謝をする必要がないことで体内酵素の消耗を抑えてくれます。

酵素は美しさと健康の源

さて酵素の働きは、わたしたちの日々の生活でどのようにからだの健やかさを表現するのでしょう。

酵素は消化機能を助けます

薬膳ではその消化器系の働きを、からだの一番の基本に位置づけています。

体質改善や健康を保つ事、何より美味しいと思える喜びを味わえることは胃腸の調子が良いことがベースになります。

米麹の薬膳的効能をひもとくと、

エネルギー(気)を増し消化器官を温める事で働きを良くし消化機能を高めるとなっており、

そうなることでからだの気はますます増えていく、というよりよい循環を読み取ることができます。

胃腸を調えることは他の臓の力をも助け、体力の充実につながって行きます。

内面のその力は皮膚や髪その人自身のはつらつとした輝きにつながるものと考えます。



手軽に美味しく麹を取り入れて

薬膳に携わりいのちの営みを感じたとき、

科学物質ではない自然な食べ物がもたらしてくれる恩恵に、また微生物の働きに頭が下がる思いでした。

薬膳香英では麹を手軽に継続していけるように思いをこめて調味料を手作りしています。

胃腸の働きを助け、しっかりからだを滋養し心身ともに充実の毎日を。

麹のある生活、いかがでしょうか?

しあわせの出発点は
麹が作ってくれる

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