筆者プロフィール

パーラーOKIの社会福祉と保育士の夫婦
須藤 竜&千暁

2021年に東京から家族5人で沖縄に移住。

夫婦共に児童福祉の分野で働いてきました。
夫は現在も児童養護施設に勤めながら沖縄県社会福祉審議会委員、短大や専門学校で非常勤講師も務めている。

2021年10月に「地域の繋がりこそ社会課題の解決に繋がる」という想いから、誰でも気軽に立ち寄れるお店を目指してうるま市にパーラーOKIをオープンさせる。

放課後の子どもの居場所や、大人も子どもも楽しめるイベント企画などを通して地域のコミュニティの場となっている。

休日は高校生、中学生、小学生の三姉妹の娘達とキャンプに出かけたり少し遠出をしてみたりとアクティブファミリーです!

パーラーは愛情の交差点

赤ちゃん連れのお母さん

仕事帰りの大人達

学校帰りの子ども達

散歩がてらのおじいやおばあ

週末を楽しみに働くおじさんたち

パーラーをオープンして1年半が経ち地域の人たちと顔見知り、友達になり、名前を呼び、笑顔で挨拶をかわせるようになった。

私たち夫婦が児童養護施設で働いてきた中で(夫は今も働き続けている)感じていた、

「子育てに息詰まって子どもに手を上げる前に、地域で人と人が繫がり助け合える関係ができていたら」

「お弁当を買いに来がてらゆんたくして少しでも気持ちが軽くなってくれたら」

「困ったこことがあった時にあそこに行けばなんとかしてくれるかもと思ってくれたら」

という思いでお店を続けている。

目の前の人との時間を大事に過ごせていますか

長い長い自粛生活を強いられ、人と人との距離が勝手に決められ、困っていても「助けてほしい」と声を上げることが難しくなり、しんどい思いをしている人がたくさんいる。

実際にお店に来てくれた方から

「パーラーがあってよかった。あのまま子どもと2人で家にいたら本当にしんどかった」と言ってもらえたり、

家に帰ってから
「お店で声をかけてもらったことが嬉しくて家で涙が出ました」とメッセージをもらう事もある。

そんな声に逆にこちらが励まされている。

学校帰りの子ども達はパーラーに来てその日の学校での出来事をたくさん話してくれる。

今の世の中の大人は忙し過ぎるのかもしれない。

子どものなんて事のない話をゆっくり聞く時間は取れているだろうか。

本当はゆっくりしたくても仕事が大変で、子どもを食べさせるために仕事を2個、3個と頑張るお父さん、お母さん。

こんな働き方、仕組み自体がおかしい、と憤りを感じる事もたくさんある。

自分たちに出来ることは小さな事で、時々虚しくなる事もあるが、自分達のお店のモットーでもある

「できる人ができる事をできる時に」を大切に、目の前の人との時間を大事に過ごしたい。

地域の対話を作っていきたい

おじいやおばあがコーヒーを飲みながら1時時間近くゆんたく(沖縄の方言でおしゃべり)していく事もある。

孫は大学生でほとんど会話なし、息子やその嫁は忙しくてゆっくり話す時間もない。

話をしなければ元気や活気が無くなっていく。。

高齢者にとってゆんたくは元気の源だ。

週末は居酒屋営業をしていて、そこには地域のイケてるおじさん達が飲みに来てくれる。

仕事の話や家族の話、音楽の話や趣味の話。

お酒を飲むことが目的だが、同じぐらい「話す」ことも目的になっていると思う。

また来週から仕事を頑張る活力になっていると信じたい。

人はみんな話をしたい。

「話す」ということは
「放す」ということである。

心に溜まった感情やストレスを手放すことは大切なことだが、苦手な方もいる。

私達夫婦は「対話」を大切にしている。

夫婦であっても対話を重ねなければ分かり合えない事がたくさんある。

私たちは地域の皆さんと対話を通して仲良くなり、子どもも大人も安心して生活できる地域になることを願っている。

そのためにまずは挨拶から始まり、会話が生まれ、そこから対話へと繋げていけたらと思う。

みなさまからの愛を
子ども達に届けます!

この記事を提供した須藤夫婦の「ONE coin ONE love プロジェクト」では、子ども達と地域を繋げる活動の協力金を募っています。

ぜひ、このプロジェクトを通してあなたの愛を地域づくりに届けてください。

ONE coin ONE love ページの記事を読んでいただいた方に、

パーラーOKIにてドリンク一杯無料

ぜひ、お気軽に遊びにいらしてください。

パーラーOKI

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