筆者プロフィール

安全管理者
高橋バーク直子

大学卒業後、長崎県の特別支援学校教員として17年間在籍。

2015年にアメリカ人ジャーナリストの旦那の転勤で沖縄に移住。
自宅出産の通訳、私立高校の家庭科、ライフスキルゼミの特別講師。

現在、寺子屋のようなフリースクールを立ち上げ、女将として子ども達と日々様々な体験を通して成長中。

モノづくりが好き。ヤンチャな4歳と7歳の息子達の子育てに追われ今は如何に手抜きをするか試行錯誤中。

空気を読むだけでは伝わらない!?

日本の春は、新学期、新年度、新しいスタートの時期です。

新しい環境で一番悩むこと…やっぱり新しい人間関係。

こんな時期だからこそ学ばせたいコミュニケーションスキルについて、

今回もダイバーシティなフリースクール『にじ子屋』の高橋バーク直子が一緒に考えていきたいと思います。

言葉で言わなくても周囲が気づいてくれる事に慣れて、自分の考えをはっきりと伝えられない人が多く

「空気を読む」ハイコンテクスト文化の日本で生きている私たち。

日本人の良いところでもあると同時に、多様性の中では生きることが難しいのも事実です。

まずは挨拶、そして聞くこと

まず、コミュニケーションスキルを伸ばすために一番簡単で大切なこと、

それは、挨拶を積極的に行うことです。

朝起きた時「おはよう」

帰ってきた時「ただいま」など

挨拶はできていますか?

子どもができるようになるには、まず大人が挨拶をすることです。

再度1日の生活を振り返り、身近な挨拶そして「ありがとう」の感謝の言葉を意識してみて下さい。

コミュニケーションへの最初のステップになります。

次に、人の話を聞くことも大切な力になります。

親子で会話をしている時、一方的に話すのではなく、会話の中で「これについてどう思う?」など、

意見を聞くことを繰り返しながら話すと聞く力がついてきます。

相手の事を知りたい!伝えたいが!
その気持ちが大事

にじ子屋では、コミュニケーションを大切にしていて、

にじ子やにゲストで遊びに来る方々のコミュニケーションスキルの高さに驚かされることが多々あります。

特に意識して取り組んでいることはありませんが、常に会話を楽しんだり、話し合いの機会も多く取り入れています。

「人の意見を聞いて自分の考えを伝える。」その繰り返しが大切なのではないでしょうか。

スクールには、日本語でコミュニケーションが取れない子ども達もいて、言語ができないからこそ様々なツールを使います。

一緒にゲームをしたり、海や公園などの自然体験を通しながらでも仲良しになります。

なんとかして意思疎通したい!

そんな思いがコミュニケーションスキルを伸ばしているのかもしれません。

「言われなきゃ分からない」それもそう

そんな自分もまだまだコミュニケーション不足で反省することがあります。

それは空気を読んでもらいたい思いで動くこと。

特にアメリカ人の旦那に対してです。

家事や家の手伝いなど、特に終わっていない時はやっていて欲しいのですが、

彼曰く「言われなきゃわからない」と言ってきます。
(ただ気が利かないだけかもですが^^、)

また、何でもディスカッションをしたがるので、時間がない時やそんな気分にならない時は大変です。

しかし、これまでも彼だけではなく、外国で生まれ育った人に対して遠回しに断ったり、伝えたりする事で何度も失敗しました。

これから益々多様性を求められる時代、子どもだけでなく大人もみんなでコミュニケーションについて考えるべきではないでしょうか?

コミュニケーションの学びは、ご家庭から

難しそうに感じる「人とのコミュニケーションを学ばせる」ことの第一歩は、

実は家庭生活の中にあり、挨拶など簡単な事からできます。

子どもの気持ちを勝手に汲み取って動くことはありませんか?

気持ちを伝える習慣を日々の生活の中から取り入れると、大人も子どもも気持ちよく家庭円満になるのではないでしょうか?

私もまだまだトレーニング中の身ですが、一緒にコミュニケーションスキルをアップさせていきましょう。

子どもが親も成長させてくれる学びや

この記事を提供したフリースクールにじ子屋さんのホームページもぜひご覧ください。

グローバルな観点で子どもたちを育まれています。

記事を読んでいただいた方に

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